研究課題/領域番号 |
18K11353
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61010:知覚情報処理関連
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研究機関 | 豊橋技術科学大学 |
研究代表者 |
菅谷 保之 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (00335580)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 自由視点映像生成 / バレットタイム / テニスボール軌跡の3次元復元 / スポーツ教示システム / 注視画像生成 / スポーツ教示支援システム / カメラ運動推定 |
研究成果の概要 |
カメラと注目点の位置関係が未知な場合の自由視点映像生成手法の開発では、従来3次元情報を推定しなければ実現できなかった注視画像生成を3次元情報を推定することなく実現できる技術を開発した。提案手法と既存手法を実験によって比較した結果、3次元情報を推定することなく既存手法と同等の結果が得られること、既存手法では3次元情報を推定できずに注視画像が生成できない場合でも提案手法では問題なく注視画像が生成できることを確認した、 スポーツシーンを自由な視点から自由な時間軸で再現可能な教示システムの開発では、多視点画像からテニスボールの3次元軌跡を推定して、その軌跡を放物線パラメータで表現する技術を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
この研究成果を用いることで、従来であれば特別な機材や別の技術を用いるなどの補助がなければ実現できなかった自由視点映像生成が単独の技術で容易に安定して実現できるようになる。学術的には、従来3次元情報が必要だった注視画像生成技術が3次元情報を陽に用いることなく実現できることを示せたことが大きな意義である。また社会的には、注視画像生成が特別な機材などを使わなくても容易に実現できることで、誰でも注視画像が簡単に生成でき、それを利用してインターネット中に簡易的な3次元空間を構築して利用できるようになると考えられる。
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