研究課題/領域番号 |
18K11388
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61020:ヒューマンインタフェースおよびインタラクション関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
高橋 伸 筑波大学, システム情報系, 准教授 (00272691)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | RFID / インタラクション |
研究成果の概要 |
インタラクションデバイスとしてのパッシブ高機能RFID(PHF-RFID)タグと開発プラットフォームを試作した.試作の一つはカード型デバイスであり,加速度センサと反射型液晶ディスプレイを搭載している.このカードの活用例として,ジェスチャ動作を認識するアプリケーションを作成した.もう一つの試作は指につけた磁石の位置を取得するデバイスであり,頭部に装着することで指の位置を取得することができる.開発プラットフォームは,デバイスプラットフォーム,ファームウェアプラットフォーム,アプリケーションプラットフォームから成り,PHF-RFIDを利用したシステムの試作を容易に行うことができる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
RFID技術は非接触ICカードとして広く使われているが,センサ等を搭載した高機能RFIDの活用方法はあまり探求されていなかった.本研究では,パッシブ高機能RFIDタグ(PHF-RFID)の特徴を生かして,どのようなインタラクション設計をすることで,実世界コンピューティング環境におけるHCIで活用することが可能であるか,という観点で2つの試作を行い,インタラクションデバイスとしての可能性を探求した.今後のPHF-RFIDの活用に向けた一歩と言える.また,PHF-RFIDのフレームワークはその試作による探求を手助けするものであり,今後のより多くの試作による設計と評価につながると期待される.
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