研究課題/領域番号 |
18K11462
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61040:ソフトコンピューティング関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
藤原 直哉 東北大学, 情報科学研究科, 准教授 (00637449)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 人流 / 地理情報科学 / 数理モデル / 感染症 / 複雑ネットワーク |
研究成果の概要 |
本課題では、人流および人流を介した地域間相互作用の分析の基盤となる研究を行った。GPSデータ、基地局データ、アンケートに基づく人流データなどを用い、それぞれのデータの特性を考慮しつつ、人流ネットワーク分析の観点からの地域分類などの分析を行った。応用研究として、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う人流の変化の分析を行い、感染拡大などとの相関を分析した。また、感染の空間的な拡大過程や都市の形成過程などに関する数理モデルの研究も行い、理論面からも人流の理解を目指した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人流は都市における人間活動を理解する上で重要な役割を果たす。例えば都市における経済活動はその都市内外の人流と強い関係がある。また、感染症は人の接触により伝播するので、人流データから感染伝播の地理的特徴を明らかにできると期待される。本課題は、さまざまな人流データの解析の基盤を提供するとともに、人流と感染拡大の関係や都市形成と人流の関係などを理論的にも理解することを目指すものであり、人流に関連する社会における様々な現象の理解に貢献する。
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