研究課題/領域番号 |
18K11494
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61050:知能ロボティクス関連
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
森岡 一幸 明治大学, 総合数理学部, 専任教授 (40408711)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 移動ロボット / ブロックチェーン / 情報共有 / 環境地図 / 自律走行 / 複数移動ロボット / ロボットネットワーク / 情報共有システム / ネットワークロボット / 地図共有システム / センサデータ共有 / ナビゲーション / 地図生成 |
研究成果の概要 |
仮想通貨の基盤技術であるブロックチェーンをロボットネットワークシステムに適用して、各ロボットのデータの所有権および価値に基づいたデータ共有システムを開発した。都市環境下で移動ロボットが自律走行する際、走行に必要な箇所の環境地図をその所有者からブロックチェーンを通じて取得し、価値に応じた対価を支払うことで、都市環境内を走行できるシステムである。価値のある地図の所有者はその所有権を守ることができ、他のロボットは必要に応じて地図を取得できる、ロボットネットワークシステムが構築可能であることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
たくさんの自律移動ロボットが生活環境内に存在することになる未来社会を念頭に置くと、走行に必要な情報をロボット間で共有することが有効である。自律走行に有益な情報を所有するロボットが、価値や所有権に応じた対価を受け取る仕組みにより、環境内の情報の収集や提供に対してのインセンティブになり、走行に必要な情報の更新や共有が促進される。本研究は、そのような複数ロボットが存在する環境下での情報基盤として、ブロックチェーンに基づく手法が適用できる可能性を示すことができた。
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