研究課題/領域番号 |
18K11508
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61060:感性情報学関連
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研究機関 | 日本女子大学 |
研究代表者 |
宮本 武典 日本女子大学, 理学部, 教授 (10167679)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 体重 / 飢餓条件 / 重力撹乱 / 大脳皮質体性感覚野 / 四肢 / 甘味嗜好性 / 扁桃体 / 報酬系 / S1FL/HL / 情動記憶 / 中隔核 / c-Fos / BDA3000 / 味覚嫌悪学習 / 記憶阻害 / 扁桃体基底外側核 / 体性感覚野 / 視床 / トレーサー / 視床後外側腹側核 / 視床後核群 / cFos / 伝導路 |
研究成果の概要 |
飢餓状態における体重の減少や回復あるいは擬似微小重力状態における重力撹乱によって、甘味嗜好性の獲得・保持機構が顕著に影響されることを見出し、四肢に関する大脳皮質体性感覚野を起点とする脳内における神経経路の概要を明らかにするとともに、甘味嗜好性獲得・保持機構と体重変化による甘味嗜好性制御機構が相互に独立で並列的な神経経路によって制御されていることを示唆する結果を得ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって、宇宙空間での無重力化では、認知機能だけでなく情動機能も著しく影響されることを意味する。これまでは厳格な選抜試験によって選び抜かれ、高度な技術的および身体的な訓練を受けた宇宙飛行士によってなされてきた。しかし、これからは一般人による本格的な宇宙旅行の時代を迎えることになる。本研究ので得られた知見は、地球上だけでなく、宇宙における心身の健康管理上、極めて有用である。
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