研究課題/領域番号 |
18K11552
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62020:ウェブ情報学およびサービス情報学関連
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研究機関 | 芝浦工業大学 |
研究代表者 |
松浦 佐江子 芝浦工業大学, システム理工学部, 教授 (10348906)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | モデル駆動開発 / 検証 / UML / 状態遷移モデル / モデル検査 / サービスの安全性検証 / サービスの満足度 / IoT/CPS |
研究成果の概要 |
IoT時代の到来を迎え、多くの人、組織、コンピュータ・システムがつながることにより、サービスの大規模・複雑化が加速し、その品質及び安全性の保証が危惧されている。多様な利用者の特性やハードウェア構成が最終的なサービスの質に大きな影響を及ぼす。本研究では、開発早期に利用者の満足度やビジネスへの効果を検証しながら、漸増的にサービスを構築することにより、高品質なサービスを効率よく実現するモデル駆動開発手法をベースに、複数システム連携のインタラクションをモデル化し、利用者のゴールの満足度や、システムの安全性を検証することにより、安全で役立つサービスのモデル駆動開発手法を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
コンピュータを活用したサービスの範囲が、IoT/CPSにより拡大し、社会、人間、コンピュータからなるサービスアーキテクチャがサービスの質にもたらす影響が大きくなっている。安全性の保証や利用者の特性に応じた満足度を考慮したサービス構築のための要求定義・検証方法を確立し、適切に定義された要求仕様からプログラムを自動生成できるようにすることと適切な要求仕様を定義できる人材を育成することが、IoT時代の高品質なソフトウェアを効率よく開発するための重要な課題である。本研究の成果は高品質なソフトウェアを開発する有効な手段であるモデル駆動開発を多くの開発者が適切な要求定義・検証方法として学習する手段となる。
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