研究課題/領域番号 |
18K11564
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62030:学習支援システム関連
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
宮尾 秀俊 信州大学, 学術研究院工学系, 准教授 (10239353)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 複合現実 / ピアノ学習 / ピアノ学習支援 / 手書き楽譜認識 / タッチタイピング学習支援 / 運指推定 / ギター学習支援 / 運指 |
研究成果の概要 |
本研究では、ピアノ演奏を対象に、効率の良い学習支援システムを構築することを目的として、複合現実を実現する透過型ヘッドマウントディスプレイを用いて、現実空間のピアノ上に、演奏を補助するCGオブジェクトをリアルタイムに生成・表示するシステムを開発した。また、ピアノ学習以外にも、動作を伴う技能の学習支援に複合現実を用いた表現手法が有効かを検証するため、ギターの学習支援システム、タイピングの学習支援システムを開発した。いずれのシステムにおいても、従来システムより、複合現実を用いたシステムの方が直感的でわかりやすいシステムであることが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
動作をともなう各種技能を教える場合、技能を如何に効率よく学習者に伝達することができるかが課題となっている。本研究では、複合現実を用いた手法を使って、その実現を目指した。複合現実を実現する透過型ヘッドマウントディスプレイでは、レンズ上にコンピュータで作成した物体を映し出すことができるとともに、透過レンズ越しに現実の世界を見ることができる。この機能を利用して、学習者の手元に、必要となる様々な情報をリアルタイムに表示するシステムを構築し、検証実験により、その機能の有効性を示した。以上、これらの技術は、今後の学習支援分野の発展に大きく寄与する内容であると考えられる。
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