研究課題/領域番号 |
18K11566
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62030:学習支援システム関連
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
野口 靖浩 静岡大学, 情報学部, 准教授 (50536919)
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研究分担者 |
小西 達裕 静岡大学, 情報学部, 教授 (30234800)
山下 浩一 常葉大学, 経営学部, 准教授 (30340110)
小暮 悟 静岡大学, 情報学部, 准教授 (40359758)
山本 頼弥 山陽小野田市立山口東京理科大学, 工学部, 助教 (70825116)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | プログラミング教育 / 学習支援システム / ソフトウェア品質 / 非機能要求 / 拡張性 / テスト容易性 / セキュリティ / プログラミング学習 / 自動テスト / オブジェクト指向 / 設計品質 / プログラミング学習支援 / モデリング / 品質特性 / ソフトウェア工学 |
研究成果の概要 |
本研究は、現状の初期プログラミング教育が、プログラミング言語の文法や論理の構造化に注力している場合が多く、変更性、テスト容易性、セキュリティなどの品質特性に意識を向けたプログラミング学習が行えない点を課題とした。初期段階から品質に着目したプログラミングを学習する環境を実現するために、初期のプログラミング学習者が演習コードの品質を評価できるように可視化による支援を提案した。行き詰まり時に理解不足な学習項目(カリキュラム後半の複数の領域にまたがる)による学習者の混乱を抑制するため、プログラミング演習中の学習者の行き詰まり箇所に対応する学習項目をダイレクトに参照できる仕組みを構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、従来のプログラミング教育では行われてこなかった初期段階から品質に着目しながらプログラミングを学ぶための方法論を探究するものであり、初学者自身が自身の演習コードの品質を評価する方法、現状では後続の複数の科目で学ぶ学習項目を学習者の混乱なく取り入れる方法、は新たな取り組みである。現在、小中高校でのブロックプログラミング言語によるプログラミング教育が普及してきており、本研究の成果は、その状況を前提とした新たな実践的なプログラミング教育の改訂に資するものと考えられる。
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