研究課題/領域番号 |
18K11568
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62030:学習支援システム関連
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
永井 孝幸 京都工芸繊維大学, 情報工学・人間科学系, 准教授 (00341074)
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研究分担者 |
桝田 秀夫 京都工芸繊維大学, 情報工学・人間科学系, 教授 (90304063)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | プライバシーポリシー / XACML / ALFA / Moodle / コンテナ / 学認クラウド / 学習分析 / 同意管理 / コンテナ型仮想化 / パーソナルLMS / 分散型LMS / ポリシー記述言語 / プライバシー / セキュリティポリシー / GDPR / デジタル学習環境 / NGDLE |
研究成果の概要 |
本研究ではプライバシーポリシーと連携して外部システムに学習データを開示する機能を持った個人用LMS(パーソナルLMS)の試作を行った。アクセスコントロール記述言語として簡易な記述が可能なALFA言語を用い、ソーシャルグラフに格納された生徒と教師の関係をALFAを用いて評価するアーキテクチャとすることで、学校間連携を考慮した粒度の細かいアクセス制御が実現できることを示した。またパーソナルLMSの実行環境についても技術的検討を行い、国立情報学研究所が提供する「学認クラウドオンデマンド構築サービス」を用いてパブリッククラウド環境上でコンテナ仮想化したMoodleを動作させる技術開発を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では情報収集・解析技術を核とした次世代デジタル学習環境において必要になるプライバシー保護機能を備えた学習管理システム(LMS) について、可読性の高いプライバシーポリシー記述言語ALFAとオープンソースLMSにパブリッククラウド技術を組み合わせることが実現可能性の高い方法になることを示した。パーソナルLMS上に蓄積される各学習者の学習履歴をプライバシーポリシーに従って利用するための技術基盤が構築され、学習データ解析技術に基づく時勢代デジタル学習環境の普及に大きく貢献するものと考えられる。
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