研究課題/領域番号 |
18K11582
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62030:学習支援システム関連
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
芳賀 瑛 九州大学, 附属図書館, 助教 (50738672)
|
研究分担者 |
新井 和吉 法政大学, 理工学部, 教授 (10202706)
常盤 祐司 法政大学, 情報メディア教育研究センター, 研究員 (70434181)
森田 進治 法政大学, 理工学部, 教授 (80789032)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
|
キーワード | フライトシミュレーター / スキル教育 / VR / パイロット / 機械学習 / スキル学習 / 教育工学 / 技能教育 / フライトシミュレーション / パイロット教育 / Virtual Reality / 生体情報 |
研究成果の概要 |
本研究では私大航空養成課程における訓練生の飛行技能の向上を目的とした自学型VR学習支援システムを開発した.同システムはVR内のフライトシミュレーションを通じて得られた機体操作、及び生体情報を基にパイロットの操縦特性を分類し、操縦技能を評価する機能を有する.また、養成課程における基本飛行課題の全てを評価することが可能であり、汎用性と教育効果の高い訓練支援システムを確立するに至った.本システムから得られる生体、操縦特性情報は航空業界にとって利用価値の高いデータとなる.安価なVRデバイスと自己学習評価AIの導入により大規模なデータの蓄積と効率的な指導が実現可能となり、パイロット教育の発展に貢献した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では養成課程におけるパイロット訓練生を対象に、フライトシミュレーション支援システムを開発した.このシステムはVR内のシミュレーションを通じて得られた機体操作・生体情報を基にパイロットの操縦特性をAIによって分類し、操縦技能を評価する機能を有し、課程において求められる全基本飛行課題の評価が可能である. 訓練生を対象とした支援システムは世界でも例がなく、VRとAIの活用により費用効果の高い、大規模なデータ収集が可能な自習システムの提供が実現した.得られる操縦特性情報についても業界にとって利用価値の高いデータであることから、本システムの導入は今後のパイロット教育の発展に貢献するものと考えられた.
|