研究課題/領域番号 |
18K11586
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62030:学習支援システム関連
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研究機関 | 東京工芸大学 |
研究代表者 |
東本 崇仁 東京工芸大学, 工学部, 准教授 (10508435)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | プログラミング学習 / 問題解決能力 / Computational Thinking / 構造的理解 / 知識の部品化 / 知識の部品課 / 学習者モデル / 適応的支援 / プログラミング教育 / 知識の構造化 / 学習支援システム / 漸進的学習 |
研究成果の概要 |
プログラミング学習において,従来は文法知識や諸概念の獲得に関する研究が多かったが,ものづくり等の実際の問題解決の場面においては,使える手段を如何に事前に獲得しているかが大切であり,その手段の粒度を適切に切り替えることが重要である.このような使える手段を本研究では部品的知識と定義し,その獲得を支援する手法や学習モデル,システムを多数開発し,国内外で発表した.特に,ソースコードの構造がどのようになっているか,構造によりどのように実行された振る舞いが変化するか,その振る舞いはどのような機能を果たすかの3視点で部品を定義したモデルを開発し,漸進的学習のためのシステムを開発した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
プログラミング学習の必携化やComputationalThinkingの獲得の重要性が知られているが,その獲得支援方法についての研究は多くは存在しない.本研究では,部品とその粒度について提案し,その学習の支援システムを開発した.これにより,単にプログラミングの授業で与えられる問題の解決だけでなく,大きな塊での使える部品の知識の獲得が支援され,システム開発などのモノづくりの観点で有益な学習支援が行われる.また,どのような構造だから,どのようにふるまい,結果としてどのような機能になるかを学ぶことで,自身の部品知識を修正し,多くの文脈で使えることが支援される.
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