研究課題/領域番号 |
18K11604
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62040:エンタテインメントおよびゲーム情報学関連
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研究機関 | 筑波学院大学 |
研究代表者 |
秋廣 誠 筑波学院大学, 経営情報学部, 講師 (50783114)
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研究分担者 |
佐野 司 筑波学院大学, 経営情報学部, 准教授 (80406024)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | Media Art / Fluid Dynamics / Hydrogen Micro Bubble / Underwater Display / メディア表現 / 表示デバイス / 表示システム / 水素気泡法 / 流体 / メディアアート / 芸術諸学 / ディスプレイ / 感性認知 |
研究成果の概要 |
水素気泡法の特徴に注目し、新規の新規の水中2次元イメージ表示システムの技術的基盤を構築する。水中に没入させた複数の電極を掃引する実験装置を制作し、様々な接液形状の電極で水素気泡を発生させる実験を実施した。また、気泡の発生タイミングを得るためのソフトウェアを開発した。電極は、最終的にはハープ型と呼ぶ構造を採用した。複数の電極が成す角度によって、2次元気泡の像の現れ方が異なることが分かった。精度の高い2次元像は得られなかったが、電極の配置間隔などを工夫すれば、様々な視覚的印象を得られうるという予察を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の独自性は、 ①気泡が水中に忽然と現れ次第に消失するという、視覚的な意外性を有する点と、②流れの多様な形相に情報を付加できる点である。これらの特徴は、一般のディスプレイ装置が「装置然」としてしまうのに対して、本研究が「脱装置」を指向できることを示唆している。これらの特徴を引き出しながら、技術基盤を構築していくことで、表現手法としての発展を目指す。
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