研究課題/領域番号 |
18K11631
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分63010:環境動態解析関連
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研究機関 | 筑波大学 (2020) 福島県環境創造センター (2018-2019) |
研究代表者 |
谷口 圭輔 筑波大学, アイソトープ環境動態研究センター, 研究員 (80774794)
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研究分担者 |
遠藤 徳孝 金沢大学, 地球社会基盤学系, 准教授 (60314358)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 放射性セシウム / 河川 / 堆積物 / 混合粒径 / 粒度分布 / 河川地形 / ベッドフォーム / 泥質堆積物 / 数値モデル |
研究成果の概要 |
砂礫洲が、細粒粒子をどの程度内部に取り込むことができるのかを、細粒粒子に選択的に吸着される放射性セシウムを使って評価することを目的とした。まず、福島県内の河川において、河川における放射性セシウムの移行量を観測してデータベースを作成した。また、定点カメラによる砂礫洲の浸水範囲の把握、ドローンによる砂礫洲の地形計測を実施した。これらのデータを用い、数値シミュレーションの適用と水路実験を実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の過程で得られた、福島県の主要河川における放射性セシウム動態のデータベースは、筑波大学のサイトで広く公開され、河川や海洋への放射性セシウムの移行に関する研究で広く利用されるものとなった。また、2019年台風19号出水直後の河川における観測で得られた地形変化データは、福島県環境創造センターにおいて、洪水による浸水エリアにおける放射性セシウムによる再汚染が少ないことを確認するデータとして使用された。
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