研究課題/領域番号 |
18K11714
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分64030:環境材料およびリサイクル技術関連
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研究機関 | 千葉科学大学 |
研究代表者 |
手束 聡子 千葉科学大学, 危機管理学部, 准教授 (70435759)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 層状複水酸化物 / イオン交換 / ハロゲン / 無機イオン / 吸着剤 / ハロゲン元素 / 環境材料 / 資源回収 / 分離 / リサイクル / 無機イオン吸着剤 / 吸着 / 無機イオン吸着材 / 層状化合物 / ナノシート |
研究成果の概要 |
ハロゲンは必須元素として私達に必要不可欠な元素であり、殺菌剤や医薬品などの原料として利用されている。そのため、有価資源として天然の水環境や廃水からの分離や回収が望まれている。本研究は、無機の陰イオン交換体である層状複水酸化物(LDH)に着目し、ハロゲン化物イオンの吸着材としての可能性について検討した。その結果、単斜晶系LDHの簡単かつ安価な合成手法の開発に成功した。また、多様なLDHによるヨウ化物イオンの吸着性能について情報が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
無機系吸着材に対する陰イオン吸着は陽イオンと同様の吸着メカニズムが存在している と考えられているが、実用可能な吸着容量を持つ無機系陰イオン吸着材は LDH のみであ り、未だ明確にはなっていない点が多い。そのため、本研究で報告した単斜晶系LDHの簡易合成手法、共存イオンが多量に存在する中からフッ素を回収できるLDH、ヨウ素吸着量が高いLDHは、学術的にも産業的にも有意義であるといえる。
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