研究課題/領域番号 |
18K11736
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分64050:循環型社会システム関連
|
研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
時松 宏治 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (50415717)
|
研究分担者 |
鼎 信次郎 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (20313108)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 水 / 影響評価モデル / 地球温暖化緩和策シナリオ / 持続性指標 / LCA / 統合評価モデル / 2℃目標 / 持続性評価 |
研究成果の概要 |
水資源需給とそれに伴うライフサイクル環境影響評価を扱う水モデルを新規に開発した。その新規開発の水モデルを申請者が既に開発した他資源需給モデル(エネルギー、鉱物、土地)とリンクさせたモデルを開発した。このリンクは水需要(エネルギー・鉱物と工業用、土地と農業用、人口・GDPと生活用)と水供給(エネルギー)を通じて行った。リンクさせたモデルを用いて2℃シナリオとなる試算結果を得ることができた。これに加えライフサイクル影響評価モデルを統合評価モデルへ組込む方法と持続性指標に関わる論文執筆作業を行った。執筆論文はモデリングや資源環境経済学の国際学会の査読を経て報告として、発表する機会を得た。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究での水モデルの一部は、エネルギーモデルとのリンクを行った既往の水資源需給モデルを参考にはした。しかしながら、エネルギー以外の資源を含む資源需給モデルとのリンクを、水に関わるライフサイクル影響評価を含めた水モデルと行った研究は知る限りにおいて存在しない。経済学的基盤に基づくコンパクトな経済成長モデルとのリンクの拡張を行い、水を含む資源・環境の多くの項目を明示的に扱うシミュレーションモデルとなり、水を含む持続性指標の推計に発展させる基礎となるため、本研究成果の社会的意義は大きい。
|