研究課題/領域番号 |
18K11939
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80040:量子ビーム科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 |
研究代表者 |
西中 一朗 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 高崎量子応用研究所 東海量子ビーム応用研究センター, 上席研究員 (70354884)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | α放射性同位体 / 核医学利用 / アスタチン / ラドン / ジェネレータ / トレーサー / ジェネレーター / アルファ放射性同位体 / 放射線 / 加速器 / 放射性医薬品 / 核医学 |
研究成果の概要 |
医療用α放射性元素At(アスタチン)-211の新しい供給法となるRn(ラドン)-211/At-211ジェネレータを一般のラジオアイソトープ(RI)使用施設内のフード内で使用可能にするための研究開発を行った。ポンプを使わないHe気流制御機能をもつ高気密ステンレス製の小型ジェネレータ装置を作製し、フード内での取扱いの安全性を確認した。 溶存化学種、熱分離特性などのアスタチン化学特性を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新しいがん治療法として注目をされている医療用α放射性元素アスタチンを広範囲の研究機関、医療機関のRI使用施設で利用可能にした。 アスタチンの熱分離特性、溶存化学種など、特異な化学特性を明らかにすることで、薬剤開発に必要不可欠な新たな基礎化学的知見を明らかにした。 当初の計画になかったが、共同研究によって、α放射性核種分析法と分析装置についての研究成果が得られ、特許出願に至った。
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