研究課題/領域番号 |
18K11962
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90010:デザイン学関連
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
宮本 佳明 大阪市立大学, 大学院工学研究科, 教授 (10278559)
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研究分担者 |
笠原 一人 京都工芸繊維大学, デザイン・建築学系, 助教 (80303931)
鎌田 嘉明 大阪市立大学, 大学院工学研究科, 研究員 (80817982)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | コンバージョン / 採算性 / 市場性 / リノベーション / 保存 / 再生 / 建築デザイン / 保存・再生 |
研究成果の概要 |
研究代表者が従事する建築設計実務を含む多種多様なコンバージョン(建物の用途転用)事例を対象として、一般的なDCF法(将来生み出すと予想されるキャッシュフローを現在価値に置き換える手法)を用いて収益事業としての客観的な採算性評価を行なった。採算性評価の結果は官民を問わず事業者との積極的な対話を開く端緒となり、結果的に、実現困難と思われたコンバージョンプロジェクトを推進する原動力となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の目的は、コンバージョンの手法に採算性という観点を加えて理論構築を行うことにある。その際、採算性の意味をより広義に捉え、公益性や文化的価値といった無形の採算性を数字(収益額)に落とし込むことに学術的独創性がある。また設計と研究が連動していることにも独自性がある。研究代表者が設計実務として携わる数プロジェクトを研究対象とし、コンバージョン提案と採算性評価を同時に行うことによって、市場性をもったデザインを提案することが可能となった。
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