研究課題/領域番号 |
18K12030
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90110:生体医工学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
近江 雅人 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (60273645)
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研究分担者 |
石川 正和 広島大学, 医系科学研究科(医), 寄附講座准教授 (60372158)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | OCT / KTN光偏向器 / En face OCT / 整形外科応用 / 関節軟骨 |
研究成果の概要 |
本研究では、KTN光偏向器による高速タイムドメイン方式のEn face OCTを開発した。本イメージング装置では、200kHzの三角波でKTN光偏向器を駆動して入射光をy軸方向に走査し、ガルバノミラーを用いて光を800Hzでx軸方向に走査させx-y平面をビームスキャンする。このEn face 2次元OCT画像を世界最高速の800フレーム/秒の速さで取得できた。ヒト指先の指紋部の3D-OCTイメージングを取得し、皮膚組織のOCTイメージングの有用性を確認できた。整形外科分野への応用として、マウスを用いて骨・軟骨病変のOCT取得を行い、正常部と異常部位の差異をOCT値として定量的に評価した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、電気光学結晶(KTN)による光偏向器を用いた高速のEn face OCTシステムを開発した。本イメージング装置では、KTN光偏向器で入射光をy軸方向に高速に走査し、ガルバノミラーにより低速でx軸方向に走査させx-y平面をスキャンする。このEn face OCT画像を世界最高速の800フレーム/秒の速さで取得できた。本装置を用いてヒト皮膚組織の超高速En face OCT、及び3次元OCTイメージを取得することができた。さらに、整形外科分野への応用として、マウスを用いて骨・軟骨病変のOCT取得を行い、正常部と異常部位の差異を定量的に評価することができた。
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