研究課題/領域番号 |
18K12039
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90110:生体医工学関連
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
比嘉 昌 兵庫県立大学, 工学研究科, 准教授 (90375197)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 人工関節 / バイオメカニクス / 生体医工学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、人工股関節の手術中に関節反力を計測可能な装置の開発と、その計測である。必要な寸法の計測からはじまり、設計、製作が中心である。そして可能なら計測まで行うこととした。結果は、計測までは至らなかったが、計測可能な装置がほぼ完成した。そして、筋骨格コンピュータモデルを用いたシミュレーションも行ったことにより、計測結果の大まかな予想が可能となり、計測後の検証にも使えることが分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で目指す、人工股関節手術中に関節反力を測定が可能となれば、人工股関節の手術後の脱臼をはじめとする問題が減少し、その結果患者に対して負担となりうる再置換手術件数の減少も予想される。人工股関節の初回埋め込み件数自体は今後増加することは避けられないが、再置換手術の件数減少は可能と考えている。それは、患者への負担軽減のみならず、我が国の医療費の軽減にもつながり、今後の高齢化社会において目指すべき方向だと考えられる。
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