研究課題/領域番号 |
18K12066
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90110:生体医工学関連
|
研究機関 | 北海道科学大学 |
研究代表者 |
多田 均 北海道科学大学, 薬学部, 教授 (10400491)
|
研究分担者 |
戸上 紘平 北海道科学大学, 薬学部, 准教授 (20582357)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | ドラッグデリバリーシステム / 肺線維症 / 蛍光イメージング / コラーゲン / 組織透明化 / in vivo imaging / 肺線維芽細胞 / FRET / リポソーム / 病巣検出 / 早期発見 / 早期診断 / 肺投与 / 光イメージング / DDS / 細胞外マトリックス |
研究成果の概要 |
肺線維症は指定難病とされており、希少疾病であることから臨床研究の進展が遅いのが現状である。この疾患では、肺胞内に線維が蓄積することによって伸縮性を失い、呼吸困難によってQOLを著しく損なうことに加え、高い致死率が大きな問題となっており、有用性に優れた治療法の開発が急務である。本研究では、早期に肺疾患を発見し適切な治療を開始すること、進行した病態においても十分な有効性が得られる医薬品を開発することの両方に有用な、肺線維症発症部位への標的指向性を搭載した肺投与型リポソーム製剤を開発した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、肺線維症の病巣へ選択的に集積するナノ粒子の創出を目指し、肺線維症の発症および進行時に増殖する肺線維芽細胞への指向性を搭載したリポソーム製剤の開発に着手した。難治性肺疾患である肺線維症を早期に発見して適切に治療することは、医学的に極めて重要な要請であることは勿論、医療費高騰の抑制など社会的にも非常に大きな意義がある。
|