研究課題/領域番号 |
18K12321
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分02030:英文学および英語圏文学関連
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研究機関 | 北九州市立大学 |
研究代表者 |
WAYNE E.ARNOLD 北九州市立大学, 外国語学部, 准教授 (20740624)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | Henry Miller / Life Writing / Correspondence / Interview / Archives / Letters / Japonisme / Japan-America / Literature / archive / Interviews / Kubo Sadajiro / Ueno Shiori / Field research / Japonism / archival / Anais Nin / American Literature |
研究成果の概要 |
この研究の目的は、ヘンリー・ミラーと日本との関係の深さと幅を明らかにすることである。研究の過程では、数多くのアーカイブ図書館を訪れ、数十のデジタルデータベースをデータマイニングし、個人的なインタビューを行った。この極めて重要な方法論は、収集したデータに反映され、その成果はいくつかの学術論文として発表されている。この研究により、ミラーは1920年代初頭から1980年に亡くなるまで、日本と密接に関係していたことが明らかになった。ミラーは多くの日本人アーティストと交流し、1967年には徳田穂希と結婚している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
この研究の目的は、ヘンリー・ミラーが日本への関心から大きな影響を受けた芸術家であるはずだということを実証することであった。「ジャポニスム」という広い概念は、日本の芸術や文化が西洋に与えた様々な影響を実証的に研究することを奨励するものである。ミラーは間違いなく、日本の話題やテーマを文学や水彩画に取り入れた芸術家であった。今回の研究成果は、日米の文化交流に関する大きな議論の中に、ヘンリー・ミラーを取り入れるための明確な出発点となるものである。
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