研究課題/領域番号 |
18K12438
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
佐藤 剛 弘前大学, 教育学部, 准教授 (40784038)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 語彙サイズ / 語彙サイズテスト / 語彙リスト / 英語教育 / 小中連携 / 新学習指導要領 / テスト開発 / 小学校英語教育 / 語彙指導 |
研究成果の概要 |
本研究は,学習者の熟達度を示す指標である語彙サイズを小学生から中学生までの5年間を測定することで,日本人初級学習者の語彙習得の実態と過程の解明を目指す。その実現のために,まず,小学校と中学校の英語の検定教科書のテキストデータからデータベースを構築し,小学生・中学生それぞれに学習するべき語彙のリストを作成した。次に,そのリストからサンプリングをする形で語彙サイズテストを作成し,協力校に実施し小・中学生の語彙サイズの伸長を縦断的測定した。最後に,開発した語彙サイズテストを教育研究で広く活用してもらえるようにデジタル化しウェブ上で公開した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小・中学生の語彙サイズを5年間を測定し,小学生の語彙サイズは約400語から600語まで,中学生は約1000語から1700語まで伸長することを数値として実証的に示すことに成功した。 また,テストの開発過程で開発した検定教科書のデータベース(小学生用203853語,中学生用176773語)から重要語を抽出し「小学生のための重要語リスト1,000」「中学生のための重要語リスト3,000」として冊子にまとめ,希望する全国の公立小中学校に無料で配布している。さらに,開発した語彙サイズテストを業者に依頼しデジタル化しウェブ上で一般公開することで誰でも無料で自己の語彙サイズを測定できる環境を整備した。
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