研究課題/領域番号 |
18K12476
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
大山 万容 立命館大学, 言語教育センター, 非常勤講師 (40773685)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 言語への目覚め活動 / 複言語教育 / 多元的アプローチ / 複言語主義 / 小学校外国語教育 / 小学校英語教育 / 少数派言語教育 / CLIL / バイリンガリズム / 異文化間教育 / 言語への目覚め / 教材開発 / 教員養成 / 外国語教育 |
研究成果の概要 |
本研究は、日本の小学校教員が外国語教育を行う際に、複言語教育の一つである「言語への目覚め活動」を実践しやすくなることを目的として、(1)日本で利用可能な言語への目覚め活動の教材を、全国の複数の現職小学校教諭とのアクション・リサーチに基づいて開発した。さらに(2)言語への目覚め活動をカリキュラムに組み込んでいるフランスの教員研修実践を調査し、小学校教員への研修方法と工夫やシステムについて知見を得たうえで、(3) (1)の教材および(2)の知見を元に、初等教育における外国語教員養成の授業で実践し、国内外でのオンライン教員養成を行った。さらに日本の現職小学校教諭を含む国際共同研究グループを構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究期間を通して現職教員らとの協働し、教材開発および教員養成の実践および研究を重ねた。開発教材は日本語版と英語版をサイト(https://www.yaekotoba.com/)に掲載し、複言語教育を一般に周知する意義を持つ。また本科研による国際研究集会を元に『多言語化する学校と複言語教育―移民の子どものための教育支援を考える』明石出版)を出版し、これ自体が複言語教育を考える上での教材となっている。日本における複言語教育について国内外で発表他、対面およびオンラインでの教員養成を継続したことにより、研究活動を通して着実に複言語教育のコミュニティが育っている。
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