研究課題/領域番号 |
18K12671
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分05060:民事法学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
ROOTS MAIA 東北大学, 法学研究科, 准教授 (20754550)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 継子養子縁組 / ステップファミリー / 未成年者養子縁組 / 継親の法的地位 / 子の福祉 / 子の利益 / 親族養子 |
研究成果の概要 |
本研究は、継子養子縁組の性質及び存在意義、継子養子縁組の法的オルターナティブ、更には継子養子縁組の場面での「子の利益」をめぐる考え方に関する研究であり、イギリス法、ドイツ法及び日本法の比較研究である。本研究において、3カ国の継子養子縁組の仕方を比較し、それぞれの制度の課題及び長所を整理した。そのうえで、日本の継子養子縁組、及び未成年者(普通)養子縁組一般を改善するための示唆を洗い出した。更には、多様なステップファミリーの実体及びニーズに応える制度設計につき検討し、日本法において参考になり得るいくつかのモデル及び検討すべき点を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、日本法における継子養子縁組、更には未成年者養子縁組全般のあるべき姿を問い直すための一歩となると考える。更に、日本社会において増加し続けているステップファミリーをめぐる法の有り方の再検討につなぎ、多様な家族が生きやすい社会作りに貢献すると思われる。より広く、日本でまだ十分にされていない「社会的親」をめぐる議論の発展にも繋がると期待したい。
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