研究課題/領域番号 |
18K13056
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
麻生 良太 大分大学, 教育学部, 准教授 (10572828)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 幼児期の終わりまでに育ってほしい姿 / アンガーマネジメント / 小学校教育 / 幼保小連携 / 幼児教育 / 非認知的能力 / 幼児の不安 / 幼児の期待 / 幼児の認識 / 校種の認識の違い / 幼保小接続 / 幼小連携 / 小1プロブレム / 感情理解 / カリキュラム開発 |
研究成果の概要 |
幼児の不安やとまどいだけでなく,幼児の期待,そして幼児が小学校に対してどのような認識をもっていると幼保小の教員が認識しているか,そしてその認識は幼児教育と小学校教育の教員の間でどのようにズレているかを明らかにすることは,今後の幼保小連携,そしてアンガーマネジメントを踏まえた接続期カリキュラムを作成していくうえで,重要な情報となると考え,研究を実施した。 幼児が期待していると思うことについては,期待・不安両方で幼児教育の教員と小学校教員間に認識のズレも確認できた。この認識のズレを幼児教育の教員と小学校教員間で共有することがカリキュラム等の作成において重要であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
幼小の教職員が幼児期の終わりの子どもの姿についての相違点を認識することは,お互いの認識の違いを埋める具体的方策や,お互い課題であると考えている子どもの姿をどのように育むのかについての具体的な保育・教育を提案していくうえで必要であると考えられる。本研究の成果はこれらの相違点を可視化するという学術的意義があり,また,幼児教育施設の教職員が集まる研修等で幼児教育段階における子どもの育ちについてのお互いの理解を深めるうえで有効であるという社会的意義があると考えられる。
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