研究課題/領域番号 |
18K13094
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09020:教育社会学関連
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研究機関 | 筑波大学 (2019-2022) 群馬県立女子大学 (2018) |
研究代表者 |
徳永 智子 筑波大学, 人間系, 准教授 (60751287)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 居場所 / エンパワメント / 教育支援 / 移民 / 参加型アクションリサーチ(PAR) / 協働 / 日米比較 / アドボカシー / 参加型アクションリサーチ / CBPR |
研究成果の概要 |
本研究は、日本とアメリカで移民の若者支援を行う高校やNPOと協働し、若者の居場所づくりとエンパワメントを目指した参加型アクションリサーチを実施した。特に、移民生徒が多く在籍する定時制高校において、高校・NPO・大学の三者協働による部活動の実践をつくり、当事者のエンパワメントやアドボカシーを行った。移民の若者や実践者と対等な立場で関わり、共に「知」や実践を生み出すことで、かれらの強みを引き出すストレングス・アプローチによる支援のあり方を考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、移民の子ども・若者や実践者は、研究の「対象」とされることが多かった。本研究は、国内の教育学分野で取り組みの少ない参加型アクションリサーチのアプローチから、移民の若者や実践者を「パートナー」として捉え、関係性を構築し、共に「知」や実践を生み出し、状況改善や社会変革を目指した点で学術的意義がある。 研究成果は、協働した実践や若者と共にセミナーやイベントで発表し、共著で論文や著書をまとめ、広く一般向けにわかりやすい言葉で発信した。また、移民の若者をめぐる教育課題や支援のあり方などについて、教育行政関係者へのアドボカシーも行った。
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