研究課題/領域番号 |
18K13119
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
|
研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
加藤 沙耶香 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (40723002)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
|
キーワード | メディアツール / こども / 自閉スペクトラム症 / 視線測定装置 / 子どもの視線 / こどもの発達 / ITツール |
研究成果の概要 |
3歳時点でのメディアツールの使用を使用群、不使用群の2群に分け、6歳時点での子どもの語彙力への影響、社会発達性への影響について検討した。社会発達性の指標としてGazefinderにより注視部位の割合を測定した。3歳時点でのメディアツールの使用状況に影響しているのは、子どもと一緒に過ごしているときの母親のメディアツールの使用状況であることが明らかとなった。しかし母親のメディアツールの使用状況、子どものメディアツールの使用状況はいずれも、社会発達性有意な差が見られなかった。メディアツールの使用状況により6歳時点の語彙力に有意な差はなかった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
こどもの3歳時点でのメディアツールの使用状況は、子どもと一緒に過ごしているときの母親のメディアツール使用状況に影響を受けることが分かった。今回の研究では3歳時点での子どものメディアツール使用状況の有無により社会発達性や語彙力に明らかな影響を与えることは示されなかったが、メディアツールの使用は長期にわたるものであり、継続的な曝露によりどのような影響があるかは今後検討すべきことである。
|