研究課題/領域番号 |
18K13123
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 和洋女子大学 |
研究代表者 |
上村 明 和洋女子大学, 人文学部, 准教授 (10785041)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 運動 / 相対年齢 / 幼児 / 保育者 / 評価 / 積極性 / 評価(こども理解) / 運動・スポーツ / 発達差 |
研究成果の概要 |
本申請課題は、同一の年齢集団内における成長や発達の差異に注目し、相対年齢(月齢)、体格、運動能力、保育者からの運動に対する評価(理解)が子どもの運動・スポーツへの積極性にどのような影響を及ぼすかについて検証することであった。相対年齢(月齢)、体格、運動能力、保育者の子どもへの運動に対する評価(理解)および子どもの運動・スポーツへの積極性の関連について検討した結果、相対年齢、体格、運動能力は保育者からの運動に対する評価(理解)は密接に関連していること、保育者の評価が子どもの運動・スポーツへの積極性に影響し得る可能性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本申請課題では、教育分野で注目されてこなかった保育者(指導者)の評価と子どもの積極性に焦点をあてた。保育者がどのような視点で子どもの運動能力や発達を評価しているのかを把握することは、保育者の課題を明確にでき、保育の質の向上に寄与できる。また、子どもの運動への積極性に影響を与える要因(相対年齢、体格、運動能力、保育者からの運動評価)を探ることで、子どもの運動への積極性を促進するための基礎データを提供することにつながる。さらに、今回、保育者の評価と積極性(特に楽しさ)の関連が示されたことで、プロスポーツにおいて相対年齢の高い選手が多く存在していることのメカニズム解明の一助になったと考えられる。
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