研究課題/領域番号 |
18K13164
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 鳴門教育大学 |
研究代表者 |
早田 透 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 講師 (20803646)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 数学教育 / 算数科における説明 / 教科書分析 / 説明の構造 / 日本の教科書 / プラクセオロジー / 間接的説明 / 数学教育学 / 算数における説明 |
研究成果の概要 |
本研究は,算数科における子どもの説明に関する実態解明を試みる研究である。予備分析の結果,小学校算数における「説明」が極めて不明瞭であることが解った。そのため,1)教科書(≒カリキュラム)はどの様に説明を扱っているか 2)中学生(≒小学校の成果)の説明はどの様な構造か の2点について研究した。 その結果,6年生の教科書に課題があること,生徒が説明の根拠を明確にしない傾向があることなどが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義として,1)小学校算数科教科書における説明を評価したこと,またそのための方法論を確立したこと。2)算数教育を受け終わった子どもの説明が持つ構造や傾向。以上二点を明らかにしたことが挙げられる。特に,1)と関連した方法論の開発は,今後の国際的な発展,他教科への波及が期待される。 また,その社会的意義として,教科書やカリキュラムを作成するに際して,具体的な提言が行えたことが挙げられる。
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