研究課題/領域番号 |
18K13166
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
服部 裕一郎 高知大学, 教育研究部人文社会科学系教育学部門, 准教授 (50707487)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 批判的思考力 / 批判的数学教育 / 社会的オープンエンドな問題 / 中学校数学 / 社会的価値観 / クリティカルシンキング / 社会的オ―プンエンドな問題 / 前期中等教育 / 数学教育 / 数学的モデル / 関数 |
研究成果の概要 |
本研究は中学校数学科に焦点をあて,子ども達の批判的思考力を育成する実践的な授業モデルを構築すると共に,子ども達の批判的思考力育成のための系統的な学習プログラムの開発を行うことを研究の目的とした。主要な研究成果としては,中学校第1学年及び第3学年を対象にした新たな社会的オープンエンドな問題を開発し,授業実践を行うことで,生徒の批判的思考の様相を特定したこと,及び同一の社会的オープンエンドな問題を小学生及び中学生に実施し比較分析することで,中等教育段階の生徒の批判的思考の特質を明らかにしたことが挙げられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は中学校数学の文脈で,子ども達の批判的思考力を育成することを目指した実践研究である。研究期間内において,新たな社会的オープンエンドな問題をいくつか開発することができた。これらの実践は広く現場の先生方が授業しやすい題材となっており,ぜひ実際に授業を行ってもらいたい。本研究の成果は,新学習指導要領が目指す「社会に開かれた教育課程の実現」に向けての授業改善につながるものであると期待する。
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