研究課題/領域番号 |
18K13252
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 八戸工業高等専門学校 |
研究代表者 |
細川 靖 八戸工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (50270195)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 北限の海女技術伝承 / 計測システム / 潜水可視化 / 直感的学習システム / バーチャルリアリティ / 技術教育 / モーションキャプチャ / ヒューマンインタフェース・インタラクション / 仮想現実 / ウェアラブル / 直感的 / 伝統技術伝承 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,代表者がこれまで試作してきた海女仮想体験学習システムを発展させ,他の海女を見て直感的に学ぶことができる技術伝承のウェアラブルシステム試作のため,海中にて海女のウニ漁の潜水採取のモーションキャプチャを実施することと,そのデータを基に現実感向上を行い仮想空間内で海女動作を可視化し,動作学習可能とすることである。本研究課題では,(1)久慈市小袖海岸において海女の潜水動作マルチアングル海中撮影を行って採取動作のモーションキャプチャを実施した。(2)小袖海岸海中3次元計測と高精細海底3次元データ生成してUnity上で動作させた。(3)海女の動作学習ウェアラブルシステムの試作を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでリアルタイムの高精度な水中モーションキャプチャは,専用の水中カメラを設置するなど高コストである。これに対し,本研究では低コストで海中のモーションキャプチャを実現できる。さらに,通常海中の3次元計測は二千万円以上する高価な機器によって行われているが,本研究では空撮で行われている多数の画像から地形データを生成する技術を応用し,海中撮影によって海底の地形データ生成を低コストで実現できるので,社会的意義は大きい。また,海女のウニ漁のモーションキャプチャに関する研究は,代表者以外では実施されていない世界でもユニークな取り組みであり学術的意義は高いと考えられる。
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