研究課題/領域番号 |
18K13291
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分10020:教育心理学関連
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研究機関 | 京都大学 (2020-2022) 東京大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
明地 洋典 京都大学, 教育学研究科, 准教授 (50723368)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 自閉症 / 社会的認知 / 選好性 / 認知科学 |
研究実績の概要 |
今年度も、引き続き、自閉スペクトラム者(自閉スペクトラム症の診断を受けた者)と非自閉スペクトラム者の選好性について検討を行う予定であったが、実験を非対面で実施するための準備が整わず、新型コロナウイルス感染症による制限により、実験を実施することができなかった。そのため、新たに実験データを取得することができなかった。今年度は、昨年度までに取得したデータの解析、および、成果発表の準備を進めた。これまでのデータ解析の結果から、自発的な行動を指標にした場合、自閉スペクトラム者と非自閉スペクトラム者との間で選好性を示す対象には違いが見られるが、その要因の1つとして考えられる規則性への選好については、両者の間で違いが見られないということが示唆されている。しかし、これらの結果は、実施した特定の課題に依存している可能性も考えられる。今後は、自発的な行動を指標にした別の課題を実施すること、また、受動的な反応を指標にした課題においても工夫を行って自発的な行動で確認された違いに関わると考えられる要因をより詳細に検討することを予定している。特に、既に自閉スペクトラム者と非自閉スペクトラム者で違いが見られている自発的な行動を指標にした課題については、従来のように研究者側が用意した選択肢に対する反応を測定するという方法ではない別の方法を用いることで、対象者それぞれの選好性の実態を反映することが可能になると考えている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症対策の必要により、実験の機会が設けられなかったため。
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今後の研究の推進方策 |
対面実験、オンライン実験、どちらでも対応できるよう課題の準備を進める。
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