研究課題/領域番号 |
18K13523
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分14020:核融合学関連
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
宮澤 健 東北大学, 工学研究科, 助教 (00733726)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 核融合炉材料 / 高融点金属 / 中性子照射 / プロトン照射 / 照射硬化 / 引張特性 / 微細組織 / 核融合ダイバータ / タングステン / 照射後機械特性 / 高温照射 / 照射後微細組織 / 照射後引張特性 / プラズマ対向材料 / 軽イオン照射 / 損傷組織発達 / 高融点金属材料 / 照射相関 / 機械的性質 / 有限要素解析 / 超微小試験技術 |
研究成果の概要 |
原子炉による中性子照射実験に加えて加速器によるイオン照射実験を相補的に取り入れることで、核融合炉ダイバータ候補材料として期待されているタングステン(W)及び先進W合金の耐照射特性を評価し、核融合ダイバータ設計に資する工学的知見を得るとともに、先進W合金の応用はダイバータの構造強度健全性の向上と設計と運転条件の裕度を拡大させることができ、ダイバータ機器のより長期間の運用が期待できることを示した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「ダイバータ機器構成材料の中性子照射影響」としてアクションプランの課題に挙げられているように、W の機械特性に及ぼす中性子照射の影響を明らかにし、ダイバータの設計に資するW のデータベースを構築することは喫緊の課題と言える。本研究成果において、Wバルク材の中性子照射後強度特性に関する工学的知見を得ることができ、これらをベースとして核融合ダイバータ設計への実用が期待される。さらにこれらの工学的知見は、ITERでのダイバータ機器構成材料の中性子照射影響に資する重要な知見と成り、核融合エネルギーの早期実現に寄与するものである。
|