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高温マグマプロセス解明に向けたジルコンPCMR年代測定法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K13636
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分17040:固体地球科学関連
研究機関東京大学 (2019-2021)
学習院大学 (2018)

研究代表者

坂田 周平  東京大学, 地震研究所, 助教 (20772255)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワードマグマの上昇速度 / ジルコン / 放射年代学 / 地球化学 / 部分溶融 / ウラン系列 / トリウム系列 / 微量元素組成 / 非平衡年代測定法 / 高温マグマプロセス / ウラン系列非平衡年代測定
研究成果の概要

地表で観察されるマグマが固まった岩石に含まれるジルコンと呼ばれる鉱物はウラン・トリウム・鉛の同位体を用いてその結晶化から現在に至るまでの時間を測定することができる。本研究では従来法をさらに一歩進め、トリウムと鉛のペアから計算される年代とウランと鉛より求まる年代を組み合わせることで、鉱物が結晶化する以前の時間情報を定量化する手法を開発した。この手法により地下深くで発生したマグマが上昇し、その途中で鉱物が形成されるまでの時間を定めることができると期待される。

研究成果の学術的意義や社会的意義

日本は世界有数の火山大国であり、火山噴火のメカニズムを明らかにすることは学術的にも防災の観点からも重要である。しかし、火山地下のマグマ溜まりよりさらに下部、すなわち「火山の根」がどうなっているのかについては未だ不明な点が多い。本研究は火山の根においてマグマが上昇するスピードの履歴を鉱物に保存される情報から読み取ろうとするもので、火山の地下でのマグマの動きに関する直接的な証拠を提供すると期待される。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 高温マグマプロセス解明に向けたジルコンウラン系列年代測定法の再編2018

    • 著者名/発表者名
      坂田周平
    • 学会等名
      日本地球惑星科学連合2018年大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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