研究課題/領域番号 |
18K13654
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分18010:材料力学および機械材料関連
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
森 孝太郎 茨城大学, 理工学研究科(工学野), 講師 (40712740)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 磁歪材料 / 電磁力学特性 / センシング / 材料力学 |
研究成果の概要 |
本研究は,力に対する感知機能を有し,磁場による締結力の制御が可能な磁歪材料製のネジの開発を目的とし,鉄コバルト製ネジの感知・締結特性を理論的・実験的に解明したものである.また,感知・締結特性だけでなく,振動・衝撃による発電特性についても検討し,大量に配置することを前提とした,多機能なネジ型デバイスの設計・構造についても検討を加えている.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ネジは多くの機械,構造物で固定のために用いられているが,時間と共に緩み,締結力が低下することが問題となっている.また,ネジは弛みだけでなく過度な締付けも,破壊の原因となるため,ネジ内部の軸力の把握が重要である.これらの問題に対し,磁歪材料製ネジは,非接触かつ大掛かりな装置を用いずともネジ内部の軸力を把握することが可能となった.また,鉄コバルト合金は安価で通常のネジと近い機械的特性を持っているため,既存のネジと置換できる点も優れている.
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