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異種拡散の先駆的融合によるCuO-Ag高次微細複合構造体の革新創製とその展開

研究課題

研究課題/領域番号 18K13659
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分18010:材料力学および機械材料関連
研究機関東北学院大学

研究代表者

李 渊  東北学院大学, 工学部, 准教授 (50625001)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワード拡散 / 微細複合構造体 / 湿度センサ / 発熱素子 / 機械材料・材料力学 / ナノ構造体 / ガスセンサ
研究成果の概要

本研究はCuO-Ag高次微細複合構造体の新規創製を実現させるために、異なる拡散現象の順序制御という革新的な手法に挑戦した。具体的には、まず加熱実験と通電実験を行い、応力勾配を駆動力とするストレスマイグレーションと電位差を駆動力とするイオンマイグレーションを誘起することにより、金属粒子(原子・イオン)の移動を制御し、微細複合構造体の創製を実現した。次に微細構造体を付与した金属材料を用いて、湿度応答と発熱特性を評価し、湿度センサを始めたとした応用可能性を示した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では微細複合構造体の新規創製を実現するために提案した異なる拡散現象の順序制御は、ストレスマイグレーションとイオンマイグレーションの先駆的な融合を図り、従来の化学的創製手法と異なり、化学薬品を一切使用することなく、簡易的なプロセスによるクリーンかつ革新的な手法である。またナノ構造体を付与した金属材料の湿度応答と発熱特性を評価することにより、湿度センサや発熱素子への応用可能性を示し、エレクトロニクス分野への展開にも資する。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 異種金属電極間におけるイオンマイグレーションに関する研究2019

    • 著者名/発表者名
      伊丹宏太、李渊
    • 学会等名
      東北学生会 第49回学生員卒業研究発表講演会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 再使用型温熱シートの開発2019

    • 著者名/発表者名
      加藤祐規、大崎伊織、李渊
    • 学会等名
      東北学生会 第49回学生員卒業研究発表講演会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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