研究課題/領域番号 |
18K13832
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分22030:地盤工学関連
|
研究機関 | 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群) |
研究代表者 |
宮本 慎太郎 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群), システム工学群, 講師 (60782711)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | 道路復旧 / 地盤補強技術 / 展開式セル補強材 / 性能評価 / 道路啓開 / 一面せん断試験 / 可視化 / PIV解析 / セル補強材 / 平板の鉛直載荷試験 / 剛性車輪の移動載荷試験 / PIV / 緊急輸送道路 / 災害復旧 / セル補強土 |
研究成果の概要 |
本研究では,(1)宇宙構造工学分野における自己展開構造をヒントにしたステレオ補強材の試作,(2)土,補強材,土-補強材の変形強度特性を把握するための材料試験,(3)定点・移動載荷模型実験による補強効果の把握,(4)移動荷重下での地盤変形予測モデルと被災レベルを考慮した性能評価法の開発,を検討した.結果より,展開機能を有する新たな地盤補強材を開発し,その補強メカニズムを明らかにした.さらに,移動荷重下での補強効果を明らかにし,その結果より地盤変形予測モデルと性能評価法の基本的な枠組みを構築した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
道路の早期復旧や本復旧までを見通した復旧技術の構築は非常に重要であり,急務の課題となっている.そのような中で,本研究は,道路の早期復旧に特化した補強材の開発から,補強効果の把握と性能評価法の構築,被災レベルを想定した有効性の検討までを包含している.さらにセル補強材の補強メカニズムの解明やその移動荷重下での補強効果の評価など,復旧技術の進展,セル補強材の適用性拡大という両方の分野において,新たな知見を提示できると考える.
|