研究課題/領域番号 |
18K13865
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分23010:建築構造および材料関連
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研究機関 | 名古屋市立大学 (2019-2020) 京都大学 (2018) |
研究代表者 |
木村 俊明 名古屋市立大学, 大学院芸術工学研究科, 講師 (60816057)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | シェル構造 / 施工計画 / 形状最適化 / 組合せ最適化 / 構造設計 / 自由曲面シェル構造 / 構造最適化 / 形状決定支援ツール |
研究成果の概要 |
実際の施工過程での構造材料の物性と施工可能な曲面形状との関係を明らかにした上で,これまでに研究代表者が提案してきた構造最適化手法を用いたシェル構造物の形状決定手法を拡張した。材料特性と形状特性の間で連成を図った形状最適化手法を提案した。また,型枠システムの基本構成に必要な要素を明らかにし,支保工設置順序と曲面形状を設計変数とした同時最適化手法を提案した。これらにより設計者が建築デザイン,構造設計および施工計画まで考慮して曲面形状を決定できる設計支援システムの基礎を構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
曲線状に構成される主筋の曲率を抑え,配筋施工が容易となるアーチの形状が得られることを確認した。また曲率の値の分散を最適化し,形状を構成するパターンを制御した。さらに,支保工の仮設計画に注目し,形状最適化のみならず,最適な支保工撤去順序を求める手法を提案した。
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