研究課題/領域番号 |
18K13886
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分23030:建築計画および都市計画関連
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
加戸 啓太 千葉大学, 大学院工学研究院, 助教 (60727379)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 三次元モデル / 伝統木造構法 / アルゴリズミックデザイン / 部品管理 / パラメトリックデザイン / ビジュアルプログラミング / 構法知識 / 建築構法 / 知識表現 |
研究成果の概要 |
本研究では、建築を構成する部品は三次元モデル上において様々な表現を取るということを前提に、建築物を部品と構法知識の集合として扱うための手法について考察した。まず、部品間に生ずる関係性を可視化することを行った。この結果から、部品が再帰的な親子関係を形成しながら表現を変えていくことに着目し、それを管理するためのデータベースの試作を行った。続いて、ビジュアルプログラミングを用い構法をアルゴリズミックに記述することを行った。これらを用いることで、部品間の関係性とそれらに適用された構法知識を管理しつつ三次元モデリングが行えることを確かめた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ボリュームとして表現された部品がより詳細な表現に編集される、あるいは、一つの部品が次の工程で複数の部品に分割されるなど、三次元モデル上において、建築を構成する部品は様々な表現を取り得る。このように、部品は様々な表現を取りうるという性質を有するが、表現の変化に伴い部品のIDが変わりうることがBIMにおける情報の紐付けを難しくしている。本研究は、このような問題意識から、部品に生ずる再帰的な親子関係を管理すること、部品に行われる操作をアルゴリズミックに記述した構法の適用として扱うことで、建築物を様々な表現を有する部品と構法知識の集合として扱うことを試みたものである。
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