研究課題/領域番号 |
18K13942
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分24020:船舶海洋工学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 |
研究代表者 |
竹澤 正仁 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, その他部局等, 研究員 (50782489)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | B-spline曲面 / NURBS曲面 / 曲面幾何 / 曲率線 / フェアリング / 船舶 / 形状モデリング |
研究成果の概要 |
本研究では,離散的な主方向場を入力データとして,その幾何特徴量を満たすように曲面形状を変形させる手法を確立した.提案手法に基づき,任意の主方向データを事前に作成して,変形させたいB-spline曲面データを入力として非線形最適化計算を実施することで,曲面上の主方向を任意に制御することを可能とした.主方向を任意に制御することで,形状の特徴を失わずに曲面品質を向上させ,また目的に応じて形状を任意に変形させることができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,従来とは異なる新しい観点に基づく形状設計手法を考案した.実際に,従来手法では実施が困難な意図的な形状操作も提案手法を用いることで実現することができた.新しい設計パラメータを導入した提案手法により,これまでにない新たな製品形状の創生が期待される.本研究の成果は海事産業だけでなく,意匠性に優れた曲面形状を有する工業製品(自動車,飛行機,建築物,家電等)に対して重要な役割を果たすと考えられ,様々な分野への応用が期待される.
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