研究課題/領域番号 |
18K14043
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分27010:移動現象および単位操作関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
日下 心平 名古屋大学, 工学研究科, 特任助教 (80749995)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 膜 / 多孔性物質 / 金属錯体 / 多孔性材料 / 薄膜 / ガス分離 / 配位高分子 / 構造相転移 / ハイブリッド材料 |
研究成果の概要 |
分子サイズの穴を持つ結晶である多孔性配位高分子(PCP)を1ミクロン以下の薄さで隙間なく膜状にしたものは、分子が膜を通過する速度の差を利用した物質の分離精製に利用できることから盛んに研究されている。これまでのPCPを用いた膜はPCPの向きがランダムなものであったが、本研究ではPCPを剥離してナノシートとし、それを再積層させることで、PCPおよび穴の向きが一方方向に揃った膜を作成できた。さらに、環境によって穴の大きさを変えるPCPが、この成膜方法でその性質を保っていることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでガスの分離膜は一定の大きさの穴を持っており、分子のサイズの違いによってこの穴を通れるか否か、が分離の鍵となっていた。これに対して本研究では、環境により大きさを変化させられる穴を持つ新しい材料を用いた膜の作成を行った。この材料が、膜化しても元の性質を失わないことを示したことで、既存の膜では分離が困難であった物質の分離を可能にするための礎になると期待される。
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