研究課題/領域番号 |
18K14063
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分27040:バイオ機能応用およびバイオプロセス工学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
堀江 正信 京都大学, 環境安全保健機構, 助教 (60727014)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | メカノバイオロジー / ヒトiPS細胞 / ティッシュエンジニアリング / 自己組織化 / 骨格筋 / 培養プロセス / 生物化学工学 / 大量培養 / ヒト多能性幹細胞細胞 / 細胞製造 / 物理刺激 / ヒト幹細胞 / 軟培養面 / 電場 / バイオリアクター / メカノトランスダクション / デバイス |
研究成果の概要 |
ヒトiPS細胞の挙動を制御するための安価な軟培養面の作成に成功し、未分化維持に用いられる高価なサイトカインを添加することなく、培養面の硬さの制御のみによって、ヒトiPS細胞の未分化維持培養ができることを明らかにした。 培養面の硬さおよびECM依存的に、マウス骨格筋芽細胞の自己組織化が誘導されることを明らかにし、ゲルやスキャホールドなどの足場を用いることなく、収縮する人工骨格筋細胞の構築に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
物理刺激のみによってヒトiPS細胞の未分化維持培養ができれば、現在高コストが実用化障壁の1つになっているヒトiPS細胞を用いた細胞治療のための、新たな培養プロセス開発の一助となる。 また、自己組織化を効率的に誘導するプロセスを開発したことによって、より生体内の状態に近い人工骨格筋組織を誘導することができ、世界的な動物実験に対する風当たりの中において、新たな創薬等の研究開発のためのツールとなり得ると考えられる。
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