研究課題/領域番号 |
18K14087
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分28030:ナノ材料科学関連
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 (2019) 信州大学 (2018) |
研究代表者 |
吉田 裕安材 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 助教 (40727913)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | エレクトロスピニング / シクロデキストリン / 不織布 / 結晶性 / 分子混合 / エレクトロピニング / ファイバ― / ククルビツリル / 結晶性制御 |
研究成果の概要 |
繊維材料は最も身近な素材の一つとして日常生活に寄り添っているが、繊維を作る過程(紡糸)には高分子化合物が利用される。近年、私はこの常識を打ち破るべく、低分子化合物の直接紡糸による繊維化に成功しており、本研究課題では更なる発展に挑んだ。具体的には、分子レベルでの複合したファイバーの作製やファイバー中の分子配列(結晶性)の制御に成功した。紡糸メカニズムは解明には至っていないが、継続して溶液状態の解析を進めていく。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高分子繊維材料が人類の生活に与えた影響は計り知れず、依然として高機能繊維材料のニーズは大きい。本研究で進める「低分子紡糸技術」は学術適にも未だ芽生え期の研究課題ではあるが、これまで殆ど考えられたことの無いアイデアを含んでおり、新しい研究領域の種になる可能性が期待できる。天然化合物・非天然化合物に限らず、多種多様な原料から自在に繊維を得ることができるようになれば、従来にない画期的な新素材を生み出せると信じている。
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