研究課題/領域番号 |
18K14189
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分32020:機能物性化学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
重光 孟 大阪大学, 工学研究科, 助教 (00791815)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | シクロデキストリン / 光捕集 / 円偏光発光 / エネルギー移動 / 超分子 / 光触媒 / 有機色素 / 環状オリゴ糖 / 人工光合成 |
研究成果の概要 |
本研究では、高効率で光を吸収する光捕集アンテナを合成し、その内部に光機能性分子を取り込んだ超分子複合体を創出し、光エネルギーの捕集・集約・変換を目指した。シクロデキストリンなどのホスト分子に、複数の有機色素を修飾した分子を設計、合成することに成功した。これらの光捕集アンテナとしての機能を評価した結果、特異な光物性を有することを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我々は、天然の光合成によって地球に蓄えられたエネルギーを消費して経済活動を行っている。太陽光エネルギーを化学や電気エネルギーへと変換可能なシステムの研究・開発は、今後も欠かすことができない。本研究によって創出した光捕集アンテナ分子は、光エネルギーの高効率変換へと繋がり、現状の化石燃料に依存した社会からの脱却を可能にすることが期待される。
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