研究課題/領域番号 |
18K14195
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分32020:機能物性化学関連
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
山内 光陽 関西学院大学, 理工学部, 助教 (20802226)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 量子ドット / 有機色素 / 超分子化学 / 自己集合 / 有機無機ハイブリッド / 超分子 |
研究成果の概要 |
本研究では、有機分子であるペリレンビスイミドの自己集合を利用することで、量子ドット(ナノサイズの半導体)を配列させることに初めて成功した。有機分子として水素結合部位をもつアゾベンゼン誘導体を用いた系では、量子ドットとアゾベンゼン誘導体が高秩序に配列することが明らかになった。さらに、この配列構造に光を照射することで配列構造が変化し、それにより発光強度が増加することを見いだした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、これまで困難とされていた「量子ドット(ナノサイズの半導体)を並べること」における新たな指針を提示することが出来た。この手法を応用することで、高秩序なハイブリッド材料の作製が可能となり、より高性能・高機能な発光・光電子材料の開発に繋がる。以上より、本研究成果は、材料科学の発展のための重要な知見であると言える。
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