研究課題/領域番号 |
18K14257
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分34020:分析化学関連
|
研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
古谷 俊介 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 主任研究員 (60632031)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 迅速検査 / DNAシーケンサー / 塩基配列 / PCR / 電気泳動 / マイクロチップ / 敗血症 / 薬剤耐性菌 / DNAシーケンス / 高速検出 |
研究成果の概要 |
近年、抗菌薬の不適切な使用による薬剤耐性菌の増加が世界的な問題となっている。本研究では、申請者がこれまでに開発した高速PCR技術に加え、マイクロチップ電気泳動を用いた高速電気泳動技術を組み合わせることで、正確性の高い高速DNAシーケンス技術の開発を目指した。その結果、サンガー法の要素技術である、PCR・蛍光標識・電気泳動を全て高速化することで、40分以内での高速DNAシーケンスが可能であることを確認した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で提案する高速DNAシーケンス技術は、敗血症患者に対して1時間以内での適切な抗菌薬投与を可能とするなど、従来技術では対応できず、医療分野において重要である、特定領域の高速な塩基配列決定を可能とする独創的な技術である。また、本技術の開発によって、感染症における早期の適切な抗菌薬使用による治療が可能となることで薬剤耐性菌の発生リスクを低減することが可能となるため、社会的意義も大きい。
|