研究課題/領域番号 |
18K14345
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分37020:生物分子化学関連
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研究機関 | 九州大学 (2019-2020) 大阪市立大学 (2018) |
研究代表者 |
保野 陽子 九州大学, 理学研究院, 助教 (40736500)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | アストロサイト / ナトリード / 全合成 / 構造決定 / 13員環シクロファン / 分子内環化反応 / 非天然型アミノ酸 / β―ヒドロキシドーパ / βーヒドロキシイソロイシン / グリア細胞 |
研究成果の概要 |
脳の大半を占めるアストロサイトの増殖を促進する化合物は、脳機能改善をもたらすリードとなると期待される。本研究では、アストロサイトの増殖活性を指標に見出されたペプチド系天然物の構造と生物活性の詳細を調べた。あわせて、その合成経路を確立する研究に取り組み、構造と機能の詳細を明らかにするとともに、天然物を構成するアミノ酸の合成経路を開拓できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アストロサイトを含むグリア細胞の増殖に着目した研究は、国内外において進んでいない。本研究によって、天然物の構造とアストロサイト増殖活性を明らかにできたことで、天然物を起点とした脳機能改善治療薬の開発が進むと期待できる。本研究は、健康な社会づくりに貢献する基礎研究としての社会的意義を備えている。
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