研究課題/領域番号 |
18K14370
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分38020:応用微生物学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
冨田 宏矢 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任研究員 (00814229)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 生合成 / 放線菌 / ニトロ化 / シトクロムP450 / 天然物 / Streptomyces / 二次代謝 / ニトロ基 |
研究成果の概要 |
ニトロ化反応は化学工業的に重要であるが、酵素を使ったニトロ化反応はこれまでほとんど知られていない。本研究では新たなニトロ化酵素の探索を行った。その結果、放線菌よりラホヤマイシンの生合成に関与する新規ニトロ化酵素を発見した。この酵素は脂肪族化合物のニトロ化を行う物であり、これまで見つかっている芳香族ニトロ化酵素とは大きく異なる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在の化学工業で一般的な強酸を使うニトロ化反応を酵素反応で置き換えることができれば、環境負荷を大幅に軽減することができる。そのためには、現状数が少ないニトロ化酵素のレパートリーを広げることで、様々な化合物をニトロ化するための酵素変換プラットフォームの構築を進める必要がある。本研究で新たなニトロ化酵素が見つかったことから、これを含めニトロ化酵素の機能改変を行うことで対象化合物を広げていくことができる可能性がある。
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