研究課題/領域番号 |
18K14390
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分38030:応用生物化学関連
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研究機関 | 富山県立大学 |
研究代表者 |
真野 寛生 富山県立大学, 工学部, 研究員 (20787634)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | バイオセンサー / ビタミンD受容体 / 活性型ビタミンD / スプリットルシフェラーゼ / NanoBiT / ビタミンD / 分割型ルシフェラーゼ / ナノルシフェラーゼ / VDR / ルシフェラーゼ / BRET |
研究成果の概要 |
活性型ビタミンD(1,25D3)はビタミンD受容体(VDR)のリガンドとして知られる。1,25D3がVDRのリガンド結合領域(LBD)に結合すると、LXXLLモチーフと呼ばれる特異的な配列を介して転写活性化因子と相互作用する。この1,25D3-LBD-LXXLL複合体は、ビタミンD依存的な多くの遺伝子の発現を調節する。我々は、NanoBiT技術を用い、1,25D3のようなVDRリガンドを検出するバイオセンサーを開発した。 本研究では、1,25D3に応答して発光が増加する1分子および2分子型バイオセンサーを構築した。さらに、LXXLL配列の長さや種類の最適化も行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、NanoBiT技術を用い、活性型ビタミンD(1,25D3)に応答して発光が増加するバイオセンサーの構築に成功した。我々の生体内では、1,25D3は骨形成・骨代謝、免疫、細胞増殖に関連があることから、生体内の様々な現象に重要な役割を果たしている。我々の開発したバイオセンサーは、1,25D3を高感度に検出できることから、これまでの手法では困難であった生体内における1,25D3の時間・空間的解析にも応用が可能であると考えられる。さらに研究が進めば、多くが謎に包まれたままのビタミンDの全貌を明らかにする強力なツーツとなる可能性がある。
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