研究課題/領域番号 |
18K14422
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分38050:食品科学関連
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
大西 康太 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 助教 (80723816)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | オートファジー / マーカー分子 / 質量分析装置 / 多変量解析 / LC3-II / リソソーム / LC-MS/MS |
研究成果の概要 |
生体のオートファジー活性を適切に調節することができれば、幅広い疾病や老化現象に対する予防策となることが期待されているが、現状、ヒトの活性評価法は確立されていない。 本研究では、ヒト由来HeLa細胞から分泌される低分子化合物群を網羅的に質量分析し、得られた分析結果を多変量解析に供することで、オートファジー活性の評価に利用可能なマーカー分子を探索した。その結果、細胞のオートファジー活性に依存して細胞外に分泌されるイオンとして、分子量X、または、Yの二種の分泌化合物を見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
オートファジーは細胞内に生じた異常分子に対する分解機構であり、その機能不全が様々な難治性疾患(がん・神経変性疾患・糖尿病など)の発症要因となる可能性が示されている。本機構を適切に活性化できれば、ヒトの健康寿命の延伸に寄与する新しい疾病予防戦略となり得るが、ヒト試験に応用可能な活性評価法は確立されておらず、本機構を作用標的とした薬剤や機能性食品の研究開発は遅れている。本研究成果で見出した二種の分泌分子がヒトの血液や尿から検出できれば、オートファジー研究を社会実装する上で大きな障壁となっている活性評価法の構築に大きく貢献できる可能性がある。
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